忘れもしない「2月の遠足」
- 公開日
- 2016/02/04
- 更新日
- 2016/02/04
校長室から
昔、務めていた学校で2月終わりに学級遠足がありました。この卒業前の時に遠足など、とんでもない話で、何故に2月に遠足があったのでしょうか。
当時、日本中の学校が荒れ、務めていた学校も例外でなく、大変な時代でした。その荒れた次の年の3年生でしたが、2月の学級別の遠足、楽しかったです。みんなで相談して自分のクラスは内海に行きました。海を見に行っただけですが、海を見ると言葉を失った気がしました。しばらくみんなで海を見つめていました。中には海を見ると、すぐ『中に入らなくては』と思う生徒もいて大変でした。
学級旗やクラスの思い出の品、ビニール袋に入れ、みんなで秘密の場所に埋めました。
何故にここで学級遠足となったかは、当時、やはり学級に目が向けられない生徒、学級から飛び出しがちな生徒がいたからだと思いますが、それでも立ち上がった学校があり、その立役者の生徒へのお礼もあったと思います。
「2月の遠足」教員生活で忘れもしない思い出です。
※写真はみんなで海を見ていたところです。