学校日記

フォークを聴こう 【桜:コブクロ】

公開日
2016/02/27
更新日
2016/02/27

校長室から

卒業式前で今日はコブクロの桜をみなさんで考えてみたいです。この曲、感動したんです。定時制高校の卒業式で、退場曲に使われていたんです。たった8人ぐらいの生徒さんでしたが暗い体育館の中、涙流し出て行ったんです。あまりにも曲が合いすぎていたんです。それでもって調べてみました。この曲の難しい歌詞の意味を。多くの方々の意見を参考にさせていただきました。

■名もない花には名前をつけましょう この世に一つしかない
「この想いに名前をつけましょう」となるのですから「恋」となると思います。この歌詞、花を全て恋に置き換えれば読めてくるのです。

■冬の寒さに打ちひしがれないように 誰かの声でまた起き上がれるように
「思えば思うほど辛いけど、あきらめようかと思う気持ちと、頑張ろうと思う気持ちが交差するのだけど、ひよっとして彼の声がもう一度」

■会うたびにいつも会えないときの寂しさ分け合う二人太陽と月のようで
「太陽と月のように滅多に会えないけれど」

■実のならない花も 蕾のまま散る花も
「実らない恋も、誰にも話せず心の中で留めた恋も、今の彼女の状態でしょうか」

■あなたと誰かのこれからを 春の風を浴びて見てる
「あなたとほかの誰かが幸せになってしまうのを悲しく見ている」

■桜の花びら散るたびに 届かぬ思いがまた一つ、涙と笑顔に消されてく
そしてまた大人になった
「自分には振り向いてれない彼、あきらめようとしても涙や笑顔の繰り返しで、時がたつたびに届かぬ思いが積もっていく」

■追いかけるだけの悲しみは 強く清らかな悲しみは、いつまでも変わることのない
「君はいつまでも彼を思っての悲しみが続いている」

無くさないで 君の中に 咲く桜
「それでも、なくさないで、君の恋心を」

※写真はイメージですが、このように二人、桜の下を歩いていた時があったのでしょうか。