学校日記

フォークを聴こう 【さくら:森山直太朗】

公開日
2016/03/22
更新日
2016/03/22

校長室から

森山直太朗さんの「さくら」ご存じですか。この曲は平成15年に発売された曲です。作詞、作曲は森山直太朗さんです。この曲は別れの悲しさを歌い上げたものです。その別れは男女の間の別れとも取れるし、同性間の別れとも取れる歌詞があります。これは今の時期、ふと思い出される方も多いと思います。

■:僕らはきっと待ってる 君とまた会あえる日々を
さくら並木の道の上うえで 手を振り叫ぶよ
:季節はまさに春を迎えようとしている、3月後半でしょうか。多くの別れの中でのストリーです。

■:どんなに苦しい時ときも 君は笑っているから
挫(くじけ)そうになりかけても 頑張る気がしたよ
:思い出は尽きません。学校ではクラスで、学年で、がっこうで多くの思い出共有しています。そして多くの交わりがあり、そこに、さよならが生まれます。

■さくら さくら 今、咲き誇る
刹那(せつな)に散りゆく運命(さだめ)と知って
:刹那とはきわめて短い時間を言います。桜はすぐ散るもので、それだからこそ尚更、美しく感じると言われてます。

■:さらば友よ 旅立の刻(とき)変わらないその想いを 今
:「さらば」って今は日常では使わないのですが、あえてここでもってきてみえます。森山さんは案外、昔言葉を使われます。

■:移りゆく街はまるで 僕を急(せ)かすように
:学校の3月もまさにこれです。慌ただしく月日が流れます。

■:泣くな友よ 今、惜別の時 飾らないあの笑顔で さあ
:この部分で森山さんが「惜別の歌」を知ってみえたかどうかは別として、どーんとくる最大の山の部分ではないでしょうか。

3月、桜見ては、去って行く先輩、友を見送り、今まで何年も何十年も過ごしてきました。桜は別れというイメージで残るからこそ、日本人は桜を大切にしているのではないでしょうか。