校内めぐり 151 【別れ】
- 公開日
- 2016/04/01
- 更新日
- 2016/04/01
校長室から
校内を歩いてみると、その日は教員異動の新聞発表の日でした。グランドには異様な雰囲気が流れていました。サッカー部は丹羽先生がチームにきっと、さよならを話してみえたと思うのです。近寄ることは避けました。
ソフト部の子達が聞いてきました。生徒にとっても意外なことが多いようで、どこの学校にいくのか、どうして、かわるのかなど真剣に聞いてきました。みんな淋しそうでした。
31日、午前中に出張に出よとした時、卒業生の石月君が門の所にいました。「長瀬先生待ってる」と話してくれました。ずーっと待っていたようで、3年間、部活でお世話になった先生で、尊敬する先生だったのでしょう。卒業していく生徒にとっても母校に先生がみえなくなるなる淋しさがあるのかもしれません。
30日、31日と異動される先生、一人一人が校長室に訪ねてみえました。交わした握手に想いを込めて、多くの思い出が浮かびました。最後の最後までホームページの原稿まで頼み、仕事して頂きました。宮中で学んできた先生の評価は高いです。自信持って、他校でも頑張って頂きたいです。
今日は4月1日、エイプリルフールの日、嘘、冗談も許される日なんですが、そんな心境にもなれず、心の準備ができないまま4月の新学年に突入でしょうか。今日が一番、淋しさを感じる日かもしれません。