学校日記

校長です・・・、校長です 695 【なんと哀れな切手さん】

公開日
2016/05/01
更新日
2016/05/01

校長室から

校長です。切手を中学時代に集めていたんです。
校長です。妻が切手帳見つけて言うのです。
校長です。「早く売って換金!」と言うのです。
校長です。妻、喜んで査定してもらいに行きました。
校長です。切手の査定値を聞きビックリです。
校長です。切手にかかれた値段の5割から6割で買い取りです。

校長です。昭和40〜50年代、すごい人気でした。
校長です。ほしくても手に入らなかった切手の話です。
校長です。切手の横綱は「月に雁」と思います。
校長です。安藤広重の作品です。
校長です。最初の価格は8円です。
校長です。高値になった時の最高額ご存じですか。
校長です。6万円以上になった時もあるのです。

校長です。では大関はどうでしょう。
校長です。「見返り美人」と思います。
校長です。中島みゆきさんの曲にもあります。
校長です。中島みゆきさんも切手集めしてみえたのでしょうか。
校長です。嫌、元々、菱川師宣(もろのぶ)の代表作で有名なんです。
校長です。高値で3万以上で取引されたこともあります。
校長です。5円の切手が3万です。

校長です。では小結となると何でしょう。
校長です。文通週間の「蒲原」(かんばら)ではどうでしょうか。
校長です。安藤広重(ひろしげ)の東海道五十三次です。
校長です。日本橋も高いですがその上をいきました。
校長です。蒲原は文通週間のホームラン王でした。

校長です。問題は今です。
校長です。当時、これから上がるだろうなと買った方多かったです。
校長です。俗に言う高値つかみです。
校長です。今、売ろうとすると月に雁3千円、見返り2千円ぐらいです。
校長です。みなさん、大ショックでしょう。

校長です。一般の切手はもっとひどいです。
校長です。10円切手が6円で買い取りです。
校長です。「なめとるんかい!」です。
校長です。郵政省、何やっているのでしょう。
校長です。え?郵政省自体無い?総務省?ですか。
校長です。なんとか貧乏人に夢を与えて下さい。
校長です。中学生時の宝物、自分しかわからぬ価値があります。
校長です。おいらのは安い切手ばかりですが宝だったんです。

校長です・・・、校長です。