小中連携でここまでやってきました。中学校は小学校の土台の上に成り立つのです!
- 公開日
- 2016/06/29
- 更新日
- 2016/06/29
校長室から
小中連携って本当にすごいことなんです。学びスタイルを小中同じようにして、“発表者はみんなに語ろう、みんなは発表者を見よう”と歩んできたんです。藤里小学校は6年目、宮田小学校は4年目となるでしょうか。ここ宮中に入学してくる生徒を見ていると、年ごとに成長を感じます。また、小学校の授業を全職員で観させていただくと毎年、ここでも成長を感じるのです。感じるだけでなく数字でもそれは実証されているのです。どれくらい入ってくる1年生が点が上がっているか、ここではかけませんが、小学校の先生方に足を向けて寝られないほどなんです。
地域の保護者の方々にもこのスタイルが支援され、「宮中よくなりましたね」と言われるのですが、「いえいえ、両小学校のおかげです」とすぐ答えるようにしています。
この学びのスタイル、今は江南市の方に広がりつつあります。ただ、小学校の先生方には今までやってきた自分の自慢の授業スタイルがあり、なかなか1本化とはいかないかもしれません。それが必要か?と言われるかもしれません。
ただ、こんなこと経験しています。それは、この学びスタイルがあると、教育実習の生徒が研究授業を行ったとき、ものすごくうまい授業ができたように見えることなんです。言い換えれば、どの先生が授業を行ってもさらりとこなすことができるのです。授業が約束の中で非常にやりやすく、生徒も授業に集中しやすいシステムという証拠ではないでしょうか。
従来の学びスタイルが無い学校はどうだったでしょうか。授業がわからない、つまらない、そこから騒ぐ、その後は言うまでもないことではなかったでしょうか。今一度、宮中校区で何故に小中連携が大切か小学校、中学校の先生方にわかってもらいたいと思います。研究が終わり、緊張感が無くなっていく年だからこそ特にお願いしたいと思います。(校長)
追伸:宮田小学校、藤里小学校の先生方にはここまで頑張って頂いたことに心より感謝申し上げます。中学校は小学校の土台の上に成り立ちます。ありがとうございます。今後もよろしくお願いします。
※写真は小中連携で宮田小学校の授業を宮田中学校の全職員と藤里小学校の全職員で観させてもらった時のものです。観て感想をしっかり書いて、学び合う会としています。