学校日記

星陵作戦とは何ぞや!

公開日
2016/07/19
更新日
2016/07/19

校長室から

高校野球、青森県大会準々決勝で弘前学院聖愛が9回に6点差を逆転し、10—8で弘前工に勝利しました。これについて原田監督は“星稜(石川)作戦”と言われたそうです。そこでこの星陵作戦とはなんぞやと思い調べて見ました。

2014年の7月27日 石川県大会の決勝で小松大谷と星稜と激突しました。9回で0対8で星陵が負けていました。それも8回まで散発2安打に押さえ込まれていたんです。9回裏最初のバッターが四球で歩き、なんとそこからヒット、振り逃げ、ホームラン、ゲッツくずれなどで、なんとの9点を奪い、逆転サヨナラ勝ちを収めたのです。 0-8からの大逆転は球史に残る戦いでした。

その中で、選手の表情を見ていると。どの選手も4点差ぐらいの差になると笑ってバッターボックスに立つているのです。緊張感など感じず、むしろ『やってやろうではないか』という自信の顔つきなんです。

青森県大会で6点を追う弘前学院聖愛が最終回の攻撃前に原田監督が「星稜のように最後まで笑おう」と指示されたそうです。これがミラクルの引き金となったようなんです。星陵作戦とは試合を最後まですてないで、笑顔で自分たちの力を信じ突進していくことだったのです。勉強になりますね。

下は小松大谷対星稜の9回裏の星稜の攻撃です。上から2つめの映像です。
http://matome.naver.jp/odai/2141511139765704701