イタリアで起きた大地震、妹をかばうように亡くなった姉
- 公開日
- 2016/08/30
- 更新日
- 2016/08/30
校長室から
イタリア中部で大きな地震が起こりました。多くの方が亡くなられました。その中で、がれきの下で妹をかばうようにして亡くなった少女の葬儀が行われ、悲しみが広がっています。
地震発生から、約15時間後、ジュリア・リナルドちゃん(9)は妹をかばうようにしっかり抱きしめながら、すでに息を引き取っていました。妹ジョルジャちゃんは「姉のつくった空間のおかげで息をすることができたのでは」と話したそうです。ただショックでまだ立ち上がれないということです。
救助隊員の1人は、亡くなったジュリアちゃんのひつぎに手紙を添(そ)えました。その手紙には「到着が遅くなったことを許して欲しい。できる限りの手は尽くしたことはわかってください」と書かれており、それが放映され、全世界に悲しみが広がりました。
宮田中学校もこのお姉さんに、また亡くなられた方々に哀悼の意を表します。