お父さんのための車博物館 【日産フェアレディZ 4代目】
- 公開日
- 2016/09/11
- 更新日
- 2016/09/11
校長室から
日産フェアレディZ4代目、まさにバブル期に設計されただけあって内装、外装も豪華に仕上がっています。バブル景気の絶頂期と崩壊、その後の日産の経営悪化のため10年以上という長期に渡り生産されたのも特徴です。
しかし、この頃から日産事態の経営状態が悪くなり、トヨタに差を開けられるのですが、設計者さん達は悔しかったでしょうね。昔から技術の日産と言われ、このZやスカイラインは絶対、負けないぞという想いがあったと思うのです。
このフェアレディZ、若者が手を出せる価格帯ではなく、中古を待って買うという方は多かったです。それだけZはイメージ的に高級車だったのです。新車価格は400万から550万くらいでした。
友達、言ってました。ノーズが長すぎて、喫茶店なんかでは壁によくぶつけることがあると。前を見ていても見えないので勘(かん)で止めると。それとこの車の特徴はそんなに飛ばす方が購入しないのです。いかにもスポーツカーというスタイルなんですが、ゆったり、優雅に王様の道を行くという感じなんです。若者が買える価格でなかったからでしょうか。
インパネも紹介しますね。見事にギアボックスまで一体感が出て、コクピットという感じがしませんか。この一体感がたまらなく好きだというZファンの方は今も多いはずです。