県立岐阜商業応援団にいただいた感動
- 公開日
- 2016/09/20
- 更新日
- 2016/09/20
校長室から
9月18日の日曜日、メーテレ1時55分から「長島三奈が見た甲子園」が放送されていました。その中で“学ラン女子応援団”ということで県立岐阜商業応援団を取り上げてやっていました。
県立岐阜商業は昔は男ばかりの硬派な応援団でした。岐阜商業の応援団ほど規律のとれた怖い存在はなかったんです。手の動きどれを取ってみても、全国でもトップクラスの応援団だったのです。しかし、今や、女生徒が跡を継いでいるのです。
テレビでは厳しい練習を取り上げ、団長さんにスポットを当てていました。団長の彼女の言葉で
「私達には結果はない」「私達が甲子園に連れて行ってもらうのでなく、私達が応援で野球部を甲子園連れて行く」の二つが忘れられません。
さすがに昔の伝統がまだ残っていて、手の動きから規律から本当によく統制されていました。彼女達、懸命に応援するのですが、県岐阜商業、長良高校戦で負けてしまうのです。彼女たちの夏も終わりました。試合終了、スタンドで一人の応援団部員が泣いた時でした。団長がその彼女の腹をポンとたたきました。「応援団は人前で感情を出してはいけない」と教えられているのです。
それでも、スタンド外で応援団ばかりになった時は野球部の負けはみんなにとって悔しいものであったのでしょうか、みんなでうつむいていました。そこへ野球部員達が整列し「今まで応援ありがとうございました」と応援団の彼女達に伝えるのです。さすがに人前で泣いてはいけない彼女達ですが、ここだけは涙流し、報われた気持ちになったのです。「応援団には結果はない」団長が述べていた言葉が思い出されました。とても良い番組を観させていただきました。来年はこ応援団を応援にスタンドに行きたい気持ちになりました。
※岐阜商業の応援の様子です。
https://www.youtube.com/watch?v=bO5HVGxuwQk