学校日記

三浦大輔  ハマの風、背に受けて25年、感動をありがとう!

公開日
2016/09/23
更新日
2016/09/23

校長室から

三浦大輔投手、別名「ハマの番長」。横浜DeNAベイスターズに所属するプロ野球選手です。高田商業高校時、惜しくもに春・夏とも天理高校に敗れ甲子園出場は叶わなかったのです。

1991年のドラフト会議において、横浜大洋ホエールズから6位で指名され、入団。その後、順調に勝ち星を稼いでいき、チームの信頼も増します。

1998年から背番号を「18」に変更し、この年は自己最多となる12勝を挙げ、チームのリーグ優勝、日本一に大きく貢献しました。

2008年オフにFA宣言したのです。これにはすぐ阪神タイガースが獲得に動きました。それも横浜を上回る条件を出してきたのです。しかし三浦投手、横浜球団やファンを裏切れないと残留を決心したのです。この頃から、「ハマの三浦」、「男、三浦」、「ハマの番長」とファンの心をつかんでいったんです。

そんな彼もプロに入り25年が過ぎました。年齢との戦いが続きました。調子上がらず2軍での調整となり、9月16日の対阪神戦(甲子園)に、先発投手として今シーズン2度目の一軍マウンドとなったのです。これが味方打線が打ってくれず敗戦投手に。三浦投手が投げると何故か味方が打てない、きっとエース対決を余儀なくされていたんだと思います

この日、三浦投手は引退を決意し、チームが19日に史上初のクライマックスシリーズ進出を決めたことを受けて、翌20日に、このシーズン限りで引退することを表明したのです。引退を決断した理由は「勝てなくなった時が引退するとき」ときっぱり話してみえました。

チーム内外に多くの友達をもち、人の気持ちを考え、大切にできる三浦投手、横浜ファンだけでなく多くのファンが淋しさをもって今回を見守っていると思います。横浜の監督として戻ってくる日を楽しみにしています。なんといっても生粋(きっすい)のハマ選手。ファンが期待しないはずがありません。