スカッとジャパン 本当は教育実習は感動もんだぞ!
- 公開日
- 2016/09/27
- 更新日
- 2016/09/27
校長室から
昨日のスカッとジャパンの『教育実習編』観ました。
一人の女子大生が高校に教育実習に行くのです。そこでの指導教官が生徒の前で舌打ちとか、「友達じゃないんだから、馴れ慣れしくするのはおかしいでしょ」と最初から指導するのです。そして多くの場所で指導(?)を受けるのです。「あなた、本当は先生になりたくないのでしょう?」「単位がほしいだけでしょ?」実習生、段々、落ち込んでいくのです。『私は教師は向いていない』彼女が出した結論でした。
3週間が過ぎ、生徒の前でお別れのあいさつです。また指導教官から言われるのです。「誰もあなたを先生と思ってないから」と。自信なく生徒の前に立ち、あいさつする彼女です。その時です。
生徒の一人が「とても良かった」とい言い、次から次へと「楽しかった」「立派な先生になってください」と、極めつけは「誰かさんみたいに上から目線で言ってる人より、マシに感じる」と生徒達が言うのです。
これには指導教官も気まずい顔で終わっていました。
さて、これで多くの事を考えさせられました。
一つは、最近、この番組、視聴者を意識しすぎて過度なストリーにしすぎていませんか。作り話が多すぎです。
二つ目は教育実習の現場は一人一人が夢をもって勉強に来る場所です。その夢を潰(つぶ)すような学校はまずないです。生徒の前で人権を否定するようなばかげたことも決してありません。そんなことは許されません。舌打ちした教師など聞いたことありません。その段階でその教師こそが失格ではないでしょうか。
問題はこのストリーが現実として、この指導教官が黙って引き下がるかです。この実習生の評価をするにあたり、指導教官の意見も聞くものです。さて、その時、指導教官はなんと言うでしょう・・・。しかし、教師としてあのような指導教官ありえない。これが結論です。だから先生を目指し、これから教育実習にも出かける大学生のみなさん、安心して現場にいってください。きっと感動で涙のお別れが待ってます。
※写真は本校の教育実習の先生とのお別れ会です。