死んでいる鳥に決して触るな!
- 公開日
- 2016/12/02
- 更新日
- 2016/12/02
校長室から
潟と青森で鳥インフルエンザが発生です。ニワトリとアヒルが31万羽が殺処分されたのです。まだ鳥インフルエンザにかかってもいない鳥まで殺してしまわなければいけないこの対応方法、これしか道はないのでしょうか。ツイッターにも
「こんな事をしていたら、いつか人間は必ず彼らや自然界から仕返しされる」
「何か良い方法はないのだろうか。あまりに残酷すぎる」と載っています。
そもそも 鳥インフルエンザとはなんでしょう。調べてみました。
「A型インフルエンザウイルスが引き起こす鳥の病気です。鳥に感染するA型インフルエンザウイルスをまとめて鳥インフルエンザウイルスといいます。
鳥インフルエンザウイルスの中には高病原性鳥インフルエンザがあり、鶏(にわとり)、あひる、鶉(うずら)や七面鳥などに対する病原性の強さによって、強毒タイプと弱毒タイプに分類されています。この強毒タイプに感染すると、鳥などはその多くが死んでしまいます。」
ではここまで完全に対応しなくてはいけないほど人間には感染するのかが問題です。一般的に鳥インフルエンザウイルスが人に感染することは極めてまれです。でも実際は何件か例はあるのです。ウイルスは感染した鳥の体液や排泄物に大量に含まれているため、病気や死亡した鳥に直接触れたり、解体や調理、羽をむしるなど濃厚に接触した場合には、まれに感染することがあります。だから死んでいる鳥には触れないことが大切なんです。
まとめると、まだこの鳥インフルエンザの人への影響を計りかねているのが真実ではないでしょうか。爆発的に人に広がることを懸念しているのですね。だから、あのような鳥大処分となるのです。人への影響も大量殺処分することも怖ろしいことです。
今回は渡り鳥が大きな影響とされています。道などで死んだ鳥を発見したなら保健所に電話をいれてあげましょう。決して触ることないようにお願いします。