自分の歩んできた道 甘ちゃんの道
- 公開日
- 2017/01/05
- 更新日
- 2017/01/05
校長室から
夜明けのコンビニに寄ったんです。店に入り、レジ見て、『あれ?』卒業生の彼女ではないですか。こんな時間から必死に働いている・・・。
『そうか・・・、家庭思いの優しい子だもんな・・・』
『何時から店に詰めたのだろう・・・』
こんな線が細い彼女がこんなにも頑張ってる。まともには見られなかったです。
みんな、どこの家庭も同じと思ってはいけないのです。親が学費を払い、小遣いをくれるのが当たり前と思う生徒が多いと思いますが、世の中、みんな、そんな家庭ばかりではないのです。また、教師自身が甘い育ち方で現実が見えてないかもしれません。自分に照らし合わせれば自分が恥ずかしくなります。
「頑張れよ!」と笑顔で別れたけど、店を出て、胸の中でもう一度『頑張れよ・・・』とつぶやいた、早朝のコンビニでした。彼女のさわやかな笑顔だけが救いでした。
※写真と文章は関係ありません