学校日記

みすまるの集い 第1部 その20

公開日
2019/11/08
更新日
2019/11/08

行事

 本日の発表は、どれもすばらしい発表でした。何度も練習をし、準備にも時間をかけてきたことと思います。お疲れ様でした。

 上の写真は、「3−5=−2」の劇で映像として約1分流れた「黒板アート」の写真です。10月のある休日に、校舎を私(校長)がまわっていると教室に人影が…。中を見てみると、担任の先生と3人の生徒、そして、黒板いっぱいにチョークで描かれた絵。

「すごい作品だね。この絵はどうするの?」

「みすまるの集いの日に披露します。それまでは、内緒ですよ。全部描ききった後に、この絵をラーフル(黒板消し)で消していきます。その映像を逆に再生させて、黒板に絵が描かれていくように見せたいんです。」

「すごいね。この絵をここまで描くのにどれくらいの時間がかかったの?」

「8時間くらいかな?」

…驚きでした。最後にみんなの目に触れるのは約1分間の映像です。その映像のために、こだわりにこだわり8時間かけて絵を描いているのです。さらにその絵を消すことで、この作品が完成するというのです。

「すごいね。大変だね。」

「先生。楽しいですよ。」(このあと3人とも笑顔。)

…この一言と、この作業に誇りと喜びを感じている生徒に感動です。なにかをやり遂げることや、友達と創りあげることの喜びを味わっている生徒を見ると、一緒にいるだけで、元気や勇気をもらいます。

 「みすまるの集い」や様々な行事を通して、生徒は大切なことをたくさん学んでいる気がします。楽しい時間をみんなで共有できたことを本当にうれしく思います。11月10日(日)は、「みすまるの集い」第2部の合唱コンクールです。さらなる感動を期待しています。


 また、この会を企画、運営してくれた生徒会の皆さん。ありがとうございました。