心の幹を育てる
- 公開日
- 2015/05/07
- 更新日
- 2015/05/07
行事
本日朝会が行われました。3年生は来週修学旅行へ出かけるため、実行委員がこれまでの取組や3日間の行程内容などを伝えました。また、生徒会からはミクロネシアの台風に関する募金活動の呼びかけを行いました。その後、藤まつりで演奏を行った吹奏楽部への感謝状と、岐阜フレンドリーカップで準優勝した女子バレー部の表彰伝達が行われました。
校長先生は、次のようなお話をされました。
平成27年度が始まり、1ヶ月が過ぎました。4月から皆さんの様子を見ていて、がんばっている場面にたくさん出会いました。今日は、いいなあと思った3つの場面のお話をします。
朝、正門であいさつをしていたら、1年生の子が足下に転がってきたテニスボールをコートに返していました。その姿はとても自然な行動でした。
部活動が終わる頃に2年生の子に声を掛けました。すると、座っていた子は立ち上がり、服装を整えてから、話をしました。
休み時間にすれ違った3年生の女の子は、会釈をしてくれました。ただ会釈するだけではなく、大変爽やかな笑顔の後で、頭を下げました。
自然な姿で人と関わることができた3人。この3人だけではなく、北部中学校には、このようなことが自然にできる生徒が本当に多いと感じます。このようにすばらしいことが自然にできる事は、普段から鍛えられていなければできない事です。
3年生にとっては、間もなく部活動で最後の大会がやってきます。苦しさとの戦い。極限の緊張感との戦い。周りの雰囲気にのまれない「心の強さ」は、普段の生活や普段の練習の中で鍛えていくことが大切です。
以前、身体を鍛えるために身体の幹を鍛える「体幹トレーニング」が必要であるというお話をしました。身体だけではなく、心の中心「心幹」を鍛えるトレーニングも大切であると考えます。生活や部活を通して、普段から「心幹」を育てていきましょう。