学校日記

子どもの日 「端午の節句」とは・・・・

公開日
2016/05/05
更新日
2016/05/05

その他

 「こどもの日」は1948年に制定されたもので、それまでは「端午の節句」という呼ばれ方が一般的でした。

 端午の節句とは、季節の節目を祝う日本の伝統的な五節句の中の一つに数えられており、江戸時代に法制化されました。

 菖蒲と薬草の蓬(よもぎ)を軒に挿すことで、厄災を払って浄化できると考えられていたわけです。

 そして、男の子の誕生や成長を祝う行事としてお祝いをされました。

 鯉のぼりは「黄河の急流に竜門と呼ばれる滝があり、その滝を登ろうと多くの魚が試みたものの登れたのは鯉だけで、登り切った鯉は竜になった」という中国の故事が元となっています。つまり、男の子の出世を願う意味があるのです。

 また、柏餅に使われる柏は、古くから神が宿る木とされています。神社や神棚で神に拝する際にパンパンと音が鳴るように手の平を合わせる行為を、柏手(かしわて)と呼ぶのもここから来ています。