夏の果物シリーズ 【いちじく】
- 公開日
- 2018/08/26
- 更新日
- 2018/08/26
その他
大口町の農家でいちじくを育て、出荷している方があります。私の親戚もいちじくをつくって出荷しています。
いちじくは漢字で「無花果」と書きますが、花がないわけではありません。いちじくは実の中に小さな花をつけるため、外からは確認できないのです。果実を半分に切ると赤いつぶつぶがたくさんつまっていますよね。あれが花です。いちじくは花の部分によって独特の食感を生み出していたのです。
ちなみに「いちじく」という名前の由来は、毎日1つずつ熟すことから「一熟」→「いちじく」になったという説や、ひと月で実が熟すため「一熟」→「いちじく」という説もあります。
ふっくらと大きくて果皮に張りと弾力があり、香りのよいものを選びましょう。へたの切り口に白い液がついているものは新鮮な証拠。お尻の部分が裂けそうになり、ヘタのところまで赤褐色に染まると食べ頃です。
イチジクは比較的多くカリウムを含んでいます。カリウムは血圧を下げる効果があるので、高血圧や動脈硬化などの予防に役立つでしょう。ペクチンをはじめとした食物繊維も多く含まれているので便秘改善にも期待できます。まさに、健康食品です。
そういえば、昔は、どこの家の庭にもいちじくがありましたよね。私の家にもありました・・・なので、スーパーでイチジクが売られているのをはじめて見た時は、驚きました。