学校日記

リオ・パラリンピック  なんと、本校生徒のおじさんにあたる方が出場します!応援しています。

公開日
2016/09/07
更新日
2016/09/07

その他

 出場する方は、車いすテニスの諸石光照選手です。

 ツーバウンドまでの返球が認められる車いすテニス。諸石選手は「あきらめなければ、とれる球もある。ラリーがつながるのが楽しい」と語っています。両手の握力は10キロほどと聞きました。そのため、ラケットは、右手にテーピングで固定してプレーしているそうです。

 小中学生の頃は野球少年で、社会人時代はスキーに親しむなど体を動かすことが好きでした。病気のあとは、「何かスポーツがしたい」と各務原市の社会福祉協議会を訪ね、車いすテニスを勧められました。最初はコートへ行くのがやっとでした。子ども用のラケットを使い、ラリーも続かなかったそうです。それでも「外へ出かけて、何かをするのが楽しかった」と続け、大会にも出場するようになりました。

 2010年、男子シングルスから、より障害の重い選手によるクアード(男女共通上下肢障害)クラスに転向し、プレースタイルもこの頃から、ラケットをテーピングで固定する形に変え、力をつけました。そして、2012年のロンドン・パラリンピックにはじめて出場を果たしました。

 1メートル67、62キロ。愛知県一宮市や江南市などを拠点に週3回、練習してみえまるそうです。昨年10月に韓国・仁川(インチョン)で開かれたアジアパラ大会で初優勝し、現在、クアードクラスの国内ランキング1位です。県のパラリンピックアスリート強化指定選手にも選ばれています。

 是非、今大会ではメダルをめざして頑張ってほしい思います。応援しています。がんばれ諸石選手。