学校日記

秋を感じようシリーズ No.3 【フジバカマ(藤袴)、クズ(葛)】

公開日
2016/09/11
更新日
2016/09/11

その他

 秋の七草は「オミナエシ(女郎花)、オバナ(尾花=すすき)、キキョウ(桔梗)、ナデシコ(撫子)、フジバカマ(藤袴)、クズ(葛)、ハギ(萩)」となります。
 春の七草は葉を食して楽しむのに対して、秋の七草は愛でて楽しむそうです。

 まずは、フジバカマ。小さいピンク色の花がたくさん咲きます。花の色が藤(ふじ)色で、花弁の形が袴(はかま)のようであることから、この名前になりました。
 平安時代の女性は、これを干した茎や葉っぱを水につけて髪を洗いました。また、防虫剤、芳香剤、お茶などにも利用しました。

 続いて、葛です。まわりの木々をつるでおおってしまう程の生命力です。ひと夏で10mぐらい生長します。花は下の方から咲いていきます。大和の国(奈良県)の国栖(くず)というところが葛粉の産地であったところからの命名です。葛餅(くずもち)は葛粉からつくられます。