学校日記

「ひとりずつが初めての子ども」

公開日
2018/09/12
更新日
2018/09/12

学校生活

「ことばの教室だより」に書かれていた、筑波大学附属小学校副校長・田中博史氏の言葉からです。

 子どもたちに接している大人が、それぞれの場面で悩んだり迷ったりするのは当たり前のことです。むしろ迷いや悩みがあるのは、それだけ子育てに頑張っている証拠と思えばよいのです。
 子どもが三人いる家庭で、親の手応えとして二人目の子育てがうまくいったとしましょう。だからといって三人目の子どもに同じ子育てをしてもうまくいくことは絶対ありません。教師という仕事も同じです。そのクラスがすばらしい集団に育ってくれたという教師の実感があっても、そのやり方を次の年のクラスにそのまま行っても、その集団は絶対同じようには育たないのです。『子どもが何人いても、担任を何回しても、子育てと同じように初心者、そう思う心がたいせつです。』