子育ての視線は、『子どもの今』でなく、『子どもの未来』へ
- 公開日
- 2018/09/19
- 更新日
- 2018/09/19
学校生活
「ことばの教室だより」に書かれていた、NPO法人ハートフルコミュニケーション代表理事・菅原裕子氏のことばからです。
私たち親は子どもの『今』に焦点をあてがちです。今、子どもは親の思うとおりに振る舞っているか、親の望む通りの事が起きているか。そうすることで親は、今の安心と秩序を手に入れているのです。
しかし、その一時の安心と秩序に焦点をあてすぎると、子どもの自主性、そこから生まれる喜びの芽を摘み取ってしまうことになります。私たち親が目指すべきは『子どもの未来』です。今、親がしていることの延長線上に、本当の子どもの幸せがあるかどうかを、一度立ち止まって考える必要があります。