「自分をコントロールする力」
- 公開日
- 2018/11/14
- 更新日
- 2018/11/14
学校生活
「ことばの教室だより」に書かれていた、教育ジャーナリスト・品川 裕香氏のことばからです。
暴力を振るう子はいろいろ言い訳をしますが、根底にはその子自身が抱えるストレスがあります。実際、いじめを取材していて痛感するのは『課題を抱えていない子は、他者に暴力を振るわない』ということです。『いじめない・いじめられない力』を育てていくためには、『ストレス処理』が大事なキーワードになっていきます。
ここで、具体的な支援を5つ述べます。
1 気持ちをことばにする訓練
主語・述語を選び、文を作り使えるようにします。
2 身体状況をことばにする訓練
怒ると心臓がドキドキしてくるなど体の変化をことばにします
3 少しずつ子どもに決定権を持たせる
小さいうちから自分で決める訓練をしていきます
4 家庭で役割をもたせたり、社会奉仕させたりする
他者から感謝される場面をつくります
5 学習達成は自己効力感を高める一つの方法
自分で目標を立てて成果を体感させる