節分
- 公開日
- 2019/02/02
- 更新日
- 2019/02/02
その他
2019年の節分は2月3日。
「節分」とは「季節を分ける」という意味があります。
季節を分ける日は一年間に4回あり,春夏秋冬それぞれに始まりの日が決められています。
春は「立春(りっしゅん)」,夏は「立夏(りっか)」,秋は「立秋(りっしゅう)」,冬は「立冬(りっとう)」と呼ばれています。
この,「春夏秋冬それぞれが始まる日の前日」のことを「節分」というのです。
節分の豆まき
節分の豆まきは,もともとは中国から伝わってきた風習で,季節の変わり目には邪気(鬼)が生じると考えられており,その鬼を追い払う儀式として,文武天皇(もんむてんのう)の時代の慶雲3年(706年)に宮中で初めて行われたそうです。
室町時代(1338年〜1573年)ごろには,冬から春になる時期を一年の境目とし,「立春」は新年を迎えるのと同じくらい大事な日として特に重要視され,豆をまいて鬼を追い払う行事として庶民にも定着していきました。