イチゴの収穫 かがやき
- 公開日
- 2009/05/09
- 更新日
- 2009/05/09
かがやき
5月9日。古北っ子農園のイチゴが収穫期を迎えています。かがやき学級の栽培体験としての取組を、地域の方にお手伝いいただき、いよいよ甘くておいしいイチゴを収穫することができます。感謝の気持ちでいっぱいです。
さて、一つのイチゴから授業を工夫するのが教師です。
イチゴの受粉作業は、ビニルハウス内でミツバチに行わせています。受粉用のハチは、もっぱらセイヨウミツバチだそうですが、今、このミツバチ不足が深刻なのです。福島・群馬・東京・山梨・静岡・三重・兵庫・島根・岡山・香川のイチゴ栽培に影響が出始めているとか。果物や野菜栽培はミツバチと大きくかかわり、価格上昇にも…。人と自然とのつながりを考えることのできる社会事象です。
また、久能石垣いちご栽培にも面白い工夫があります。イチゴは、60〜70度の斜面で栽培されています。なぜ、この角度なのでしょうか。ここからは理科の授業。太陽光線を栽培時期に直角に受けるための、さらには海岸線近くの場合は、海面からの放射熱をより効率よく受けるためなのです。
さらに、イチゴの栄養について調べてみるのも……。じっくりものを見つめる体験を大切にしたいものです。ご家庭でも子どもたちの「?」を話題としてください。