☆読書のすすめ2☆ リキシャガール
- 公開日
- 2010/07/30
- 更新日
- 2010/07/30
児童会
課題図書高学年の部「リキシャガール」ミタリー・パーキンス作 永瀬比奈訳(すずき出版)を紹介します。舞台はインドの東に位置するバングラディシュです。リキシャ、アルポナ、シタールなど独特の言葉は後ろのページに解説がついています。
「あの子たちのうち、せめて一人が男の子だったら!」がお母さんの口癖。お父さんはすかさず「すばらしい娘だよ。息子と同じくらい役に立っているよ」と言ってくれます。主人公の10歳の少女は、男の子になりすまして行動しますが残念ながら大失敗をしてしまいます。女の子であっても家族の役に立ちたいという願いが叶うことがあるのでしょうか。少女の気持ちが分かるだけに切ない気持ちになります。是非読んで女性の自立を考えていただきたいと思います。
感想文を書くときには、書きたいなあと思った内容を項目立てしてから書くとよいですよ。