情報提示についてアンケート結果 7
- 公開日
- 2014/07/22
- 更新日
- 2014/07/22
学校評価
本日は、このアンケートを行っている「オンラインアンケート」の方法についてです。ご意見については、以下のものがありました。
●アンケートもWebで行われるのが、子供の提出忘れや書いたものを誰かに見られたら…等の心配がなくなり、より意見を書き込める様になったのが良いと思います。
オンラインアンケートにも、ご理解いただけているようですが、以下のようなご意見もありました。
◆アンケートが、オンラインで実施されることにより、ネット環境にないご家庭がアンケートに参加出来ないのは、おかしいと思います。全家庭からの意見が反映されないアンケートなら、意味がないと思います。納得いきません。
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おっしゃるところは、学校も懸念しているところです。メール本文にあるURLから、アンケートサイトへ入るため、スマートフォンでないと、PCかタブレットにURLをコピーせねばならず、手間がかかる部分があります。そこで、回答を躊躇されるところはあると思います。現在では、ネット環境が整っていない家庭は少ないと思いますが、少ないながらもそれらの家庭と、スマートフォンでない媒体でのメール受信者の声をどう吸い上げるかは課題です。
回収率が高ければ高いほど、有効性の高い数値になりますが、統計学的には、本校の場合、100件の回答が得られれば、その誤差は±7〜8%以下となります。この値は回答として誤差も考慮した上で有効性のある値です。よって「意味がない」ことにはならないと考えます。誤差を5%以下にし、信頼度を90%以上にするには、約半数の方に回答をいただきたいところですが、回答できる環境でない、面倒くさい、「後で」と思って忘れる、などの方がいるので、難しいところです。
では、紙ベースで100%に近い回収率にすればいいのでは、ということになりますが、その回答を紙から「正の字」でカウントし、一からエクセル、ワードを使って数値化、意見のデータベース化をするには、大変な作業になります。昨日も記載しましたが、「子供と向き合う時間の減少」にならないよう、本オンラインアンケートのように、即、数値が集計でき、自由記述欄もすでにテキスト化されていれば、後は、読み取るだけとなり、かなりの時間短縮が図れます。
ただ、ハード的な環境の問題で「言いたいけど言えなかった」という人が多いようでは「意味がない」ことになるかもしれません。今後の課題とし、どうするか勉強したいと思います。
以上のことから、年間の活動に対する「学校評価」については、「全ての方に回答」いただける形をとりますが、「行事ごとの小刻みなアンケート」については、今後も、「オンラインによるアンケート」にて実施していきたいと思います。ご理解いただければ幸いです。
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以上で、「情報提示についてのアンケート」結果のお知らせの全てといたします。
今後も、何かありましたら、お聞かせください。よろしくお願いいたします。