立冬
- 公開日
- 2014/11/07
- 更新日
- 2014/11/07
その他
今日、11月7日は、二十四節気の「立冬(りっとう)」です。
「立」には新しい季節になるという意味があり、「立冬」とは、冬の始まりを指します。
最近の朝夕は、本当に冷えこんできました。日中の陽射しも弱まって来て、冬が近いことを感じさせます。木枯らし1号や初雪の便りが届くなど、冬が近づいてきたことを実感する頃です。
ちなみに、「木枯らし」とは、晩秋から初冬にかけて吹く、冷たくやや強い風のことを言います。気象的な基準としては、10月半ばから11月末にかけて「西高東低の冬型の気圧配置」の時、「最大風速8m/秒以上の西北西から北向きの風」のことをいいます。
「木枯らし」は「凩」という漢字も用いますが、風が吹くたび葉が落ちるため、「木を枯らしてしまう風」という意味から、そう呼ばれます。
なお、「木枯らし1号が吹きました」という発表は近畿と関東地方のみで行われます。「東海地方にいつ頃」というものは、例年ありません。おもしろいですね。今年は、10月27日に近畿地方で「1号」が吹きました。
実際はまだ秋らしい気配で、紅葉もこれから、といったところですが、「立冬」という言葉を聞くと、「いよいよ寒くなるな」と感じずにはいられません。風邪などには、十分気をつけたいものです。