今日の給食 (10/13)
- 公開日
- 2015/10/13
- 更新日
- 2015/10/13
今日の給食
今日の献立は「ご飯、どんがら汁、ハタハタのフライ、おみつけ、牛乳」(570kcal)です。
今日は、山形県の郷土料理です。
「どんがら汁」の「どんがら」とは、魚の「アラ(身を取ったあとに残る頭部、骨、エラ、ヒレなど)」のことを指します。
極寒の時期に獲れる「寒ダラ」をアラと一緒に豪快に入れて沸騰させ、味噌で味を調え、野菜や豆腐を加えたもので、漁師らが船上や浜辺で食べていたのが始まりとされています。
「おみつけ」は、山形県特産の青菜を細かく刻み、他の野菜とともに漬けた漬物の一種です。あまった野菜屑などを無駄にしない手法として、近江商人が伝えたことから、「近江漬け」と呼ばれるようになったのが、由来とされています。
「ハタハタ」は、山形の冬の釣りと言えば「ハタハタ釣り」と言われるほど、冬の風物詩の一つとなっている魚です。しかし、今から50年ほど前は、20,000トンほどあった水揚げも、20年ほど前になると、ほとんど釣れない「まぼろしの魚」となってしまいました。3年間の禁漁措置を執るなどし、ようやく2,000トンを超えるところまで回復したという、貴重な魚です。
山形をしっかり味わい、今日もおいしくいただきました!