学校日記

師走

公開日
2015/12/01
更新日
2015/12/01

その他

12月は旧暦で「師走(しわす・しはす)」と呼びますが、「『師』が『走』る」と書くことから、しばしば「『先生』が忙しい」と言われます。しかし、いったい、「師」とは誰のことを指すのでしょうか。
「しはす」という語源がはっきりしないことから、諸説あり、以下のような説もあります。

・「先生」の説
12月は、学校の先生が、成績処理や行事など、仕事に忙しく走り回ることから唱えられる説。
・「お坊さん」の説
年末の12月は、お坊さんが家に来てお経をあげる習慣があるところがあります。お坊さんが忙しく走り回る様子から唱えられる説。
・「御師」の説
「御師」とは、お寺や神社へ参拝に来る人々のことを指します。大晦日や初詣でなど、御師が忙しく走り回る様子から唱えられる説。

言葉は、その意味なども変化しながら使われていきます。こういう古くから使われる言葉について、調べてみるのもいいですね。