立春
- 公開日
- 2016/02/04
- 更新日
- 2016/02/04
その他
今日、2月4日は、二十四節気の「立春」(りっしゅん)です。
冬と春の分かれ目の日である「節分」の翌日で、1月6日の「小寒」から昨日までを「寒(かん)」と言い、この日を境に春となります。
実際は、まだまだ寒い時季ですが、梅の花が咲くのを見ると(今年はすでに咲いているところも…)、春の訪れを感じることができます。
旧暦では、「一年のはじまりは立春から」と考えられていたため、立春を基準に、様々なきまりや節目の日が存在しています。
「夏も近づく八十八夜〜」で有名な「茶摘み」も、「八十八夜」とは、立春から数えて88
日目のことです。この日に摘んだお茶の葉は、霜をかぶらない時季となったため、高級な茶葉であると言われています。
「二百十日」は、立春から数えて210日目のことを指し、この日は台風が襲来する可能性が高く、農家の人々にとっては厄日だと言われています
まだまだ朝は寒く、インフルエンザの流行もあり、「冬真っ直中」といった感じですが、草木は芽吹く準備を静かに行っています。私たちも、春に向けての準備をしっかりしたいものです。