学校日記

離任式 −船橋三津子先生のお話(要旨)−

公開日
2015/04/08
更新日
2015/04/08

学校行事

みなさんの顔を見たら、胸が熱くなりました。
この布袋小学校には8年いました。
今日は、出会いのお話をします。

ここへ初めて来た時、みんなが校歌を歌ってくれました。しかし、下を向き、歌詞カードを見ていました。
「この学校では、校歌を歌えるようにしたい。」と思いました。
そこで、もっと音楽の勉強をしようと思い、日本や世界の音楽を聴きに行ったり、調べたり、オペラという外国の劇やバレエを見たり、箏などの楽器も習いました。
みなさんが、音楽ってすごく楽しいよ、おもしろいよと思ってくれるようにがんばりました。
書写もやりました。小さい頃に習っていたので、みんなに教えることができてよかったなと思いながら、8年間過ごしました。
昨年の今頃、体育館で体育の授業をしていたら、卒業生がのぞいていました。
「先生、担任やっているの?」
この子たちにとっては、音楽の先生だったんだと思いました。

長い間先生をやっていたので、1クラス3人から40人のクラスもありました。
その中で、全校36人の学校で、2年生5人の担任をしたことがありました。
布袋小でその中の1人に会いました。お母さんになっていました。
感動しました。
後で、「こう言えばよかった、あれも言えばよかった」と後悔しました。
布袋小学校にお子さんがいたので、そんなことがあるんだなと思いました。
退職することになって、新聞に名前が載って、手紙やメールをもらいました。
そのときに、「一人じゃないんだ。」と、多くの人に助けられたことを思い起こしました。

最近、音楽担任とか、クラス担任を持った時、こんなことを言います。
広い世界にたくさんの人がいる中で、ここにこうして出会えるのは奇跡だよ。今の出会いを大切にして1年間がんばろうねという。
また、3月には、この1年間、このメンバーでやってこれてたことは奇跡、よかったね。楽しかったね。またね、といいます。
最後に、みなさんと布袋小で出会えたことをうれしいく思います。

最後に、みんなで歌を歌ってほしい
「君に会えて」

君たちに会えてうれしかったです。
See you again.
また会いましょう。