【校長日記】 樹木医という仕事
- 公開日
- 2015/04/28
- 更新日
- 2015/04/28
校長日記
教育はすぐ成果が表れるものではありません。
しかし、もっと成果が出にくいものもあります。
樹木です。
私も庭木の剪定をしますが、どの枝を伸ばすかなど、何年も先を見越して行わなければなりません。
先日、曼陀羅寺の藤の再生の話を書きました。
かつては頭に触れるようになるまで垂れていた九尺藤が、とても短くなり、樹勢の衰えを感じていました。
しかし、平成18年度から平成20年度までの3年間をかけて、樹木医 塚本こなみ氏のご指導により再生工事を行ったのです。
藤の本数を減らし、間隔を空けました。しかし、単純に伐採したのではありません。フラワーパークなどに移植したのです。
根を踏まないように、通路も作りました。土壌も改良しました。
工事が終わって7年目ですが、その成果が年々表れてきています。
しかもまだまだ発展途上で、将来的に枝が伸びるスペースも考えられています。
毎朝、曼陀羅寺を散歩しながら、樹木医という仕事のすばらしさを実感しています。
その塚本このみさん、そして曼陀羅寺の藤が、4月30日のカンブリア宮殿(テレビ愛知)で放送されます。
写真上はその番組予告です。
引用元 http://www.tv-tokyo.co.jp/cambria/
ぜひご覧ください。
写真(中・下)は、今朝5時半頃の曼陀羅寺の藤です。