【校長日記】 色丹島訪問記 −2−
- 公開日
- 2015/07/19
- 更新日
- 2015/07/19
校長日記
一昨年、北方四島交流訪問事業(教育関係者・青少年)の一員として、色丹島へ訪問しました。その報告2回目です。
事前学習会として、北海道立北方四島交流センター「ニホロ」 へ行きました。
「ニホロ」とは、「日本・北海道・ロシア」の頭文字を並べたものです。
とても立派な施設で、北方領土問題についての世論を盛り上げるとともに、ロシア国民との交流促進を図る拠点施設でもあります。
日露、北海道に関わる多くの展示がされています。
展望室からは、国後島や知床半島を望むことができます。
挨拶等の行事の後には、講話「元島民が語る北方領土」がありました。
講師は、、元色丹島島民の中田 勇氏のお話でした。
ソ連軍が侵攻してきたときのお話にはリアリティを感じました。「もう、時間は残されていないのです」と、北方四島返還に対する熱い思いを聞かせていただきました。
そしてその後がロシア語講義。
現地での交流のためです。
ギリシアも字がベースにあり、英語と発音が違い(yが「ウ」、cが「エス」、xが「ハ」)、見たことのない文字も多く、頭の中が混乱しています。
ロシア特有のジャスチャー、「一杯やろう」「友好」「おなか一杯」などを覚えました。
明日は北方館を紹介します。