【校長日記】 なぜ岐阜・愛知に地芝居が多い?
- 公開日
- 2015/08/10
- 更新日
- 2015/08/10
校長日記
夏休み中は、社会科に関係のある雑学を紹介しています。
今日は、なぜ岐阜・愛知に地芝居が多い?
2年前の6月2日に、中日新聞サンデー版は、「全国地芝居マップ」がありました。
それが上の図です。
皆さん、どう思いますか?
明らかに、愛知・岐阜・長野の南部に多く固まっています。
全国各地で息づいている地芝居保存団体 は全国に約200あります。
中でも、最も多いのが岐阜の29。愛知も三河にたくさん残っています。
なぜでしょうか?
次のように説明されていました。
盛んな理由は、美濃には尾張藩領、飛騨は天領、三河は旗本領が多く、娯楽禁止の規制が緩やかだったことと、ヒノキや漆などの産地で経済的に余裕があったためとみられる
徳川宗春の経済振興政策は有名ですが、それ以外にも要素があったのです。
経済的な余裕も間違いありません。
興味深い内容です。