【校長日記】 武功夜話セミナー&火縄銃演武
- 公開日
- 2015/08/08
- 更新日
- 2015/08/08
校長日記
今日は、江南市民文化会館で行われた武功夜話セミナーに行ってきました。
武功夜話最終編として、多くの参加者がありました。
講師は、もちろん吉田蒼生雄さん。
まさに、これまでの総集編という内容のお話でした。
これまでのセミナーでも語られていましたが、あくまでも歴史は「勝者の歴史」であり、「武功夜話」は敗者の記録であるということです。
前野長安が秀次事件に連座し、また編者である前野家十六代吉田孫四郎の3人の娘がキリシタンであったことから、世に出ずに、家族のみが見ることにされてきたものです。
そのあたりのいきさつや、文書をこれからどうするのかを語っていただきました。
「文書や手紙などすべてを公開する」
「すべてを写真に撮り、ブルーレイに焼いて希望者に配る。それが文書をもっているものの責任」と語っておみえでした。
「最後は、元の土蔵に帰したい。」とも・・・。
「武田軍や上杉軍は農民主体なので田植えや稲刈りの時期には脱走兵が多数出るが、織田軍や豊臣軍は専門家なので強い。だから全国が統一できた。」などの話も、興味深く聴くことができました。
その後には、愛知県古銃研究会による、演武が行われました。
迫力の音です。
三段撃ちでは、20秒弱の間隔で撃っていましたが、実際にはもっと早く撃てそうでした。