【校長日記】 稲木神社
- 公開日
- 2015/10/30
- 更新日
- 2015/10/30
校長日記
今朝のマラソンパトロールは、天王町から寄木を中心に回りました。
写真は稲木神社です。
布袋北小学校の前身は、寄木の稲木学校です。
「稲木」は由緒ある名前です。
それもそのはず。
稲木神社は、前にも紹介した式内社です。
式内社とは、延喜式神名帳に記載された神社のことです。
延喜式神名帳とは、延長5年(927年)にまとめられた『延喜式』巻九・十のことです。
ここには、当時「官社」に指定されていた全国の神社一覧が記述されているのです。
延喜式とは? 平安時代の法律です。今でいうなら、「施行令」の下の「施行規則」ぐらいと考えてください。
そこには、江南市では、当時葉栗郡の川島神社、当時丹羽郡の伊賀々原神社、井出神社、石作神社神明宮、そして稲木神社が記載されているのです。
丹羽郡の4つの社が集中している理由はよくわかりませんが、平安時代には、布袋北部地区が、このあたりの重要な地域であったことは間違いありません。