【校長日記】 第九を聴こう!−2−
- 公開日
- 2015/12/27
- 更新日
- 2015/12/27
校長日記
年末と言えば第九です。
昨日はお奨め動画を紹介しました。
今回はCDです。
月刊誌『レコード芸術』では、時々専門家による人気投票が行われます。
音楽評論家が、曲ごとに好きな、あるいは良いと思うレコード(CD)を挙げて点数をつけます。その合計点でランキングするわけです。
とはいえ、毎年全ての曲で新しいCDが発売されるわけではないので、順位は固定化してきます。
その最も顕著な例が、ベートーヴェン交響曲第9番、すなわち『第九』なのです。
1位は、フルトヴェングラーが1951年に再開されたバイロイト音楽祭で指揮したものです。フルトヴェングラーの全録音中随一の名演とされています。
ただし、さすがに録音は悪く、演奏ミスもあります。会場の雑音も聞こえます。
それでも毎回1位に選ばれるのは演奏力です。
暗い部屋で、大音量で聴いていると、徐々にその雰囲気に飲み込まれていきます。
第4楽章では圧倒されます。
YouTubeでも聴くことが出来ます。
『バイロイトの第九』 ベートーヴェン 交響曲第9番ニ短調 Op.125 『合唱』 1951年7月29日バイロイト祝祭劇場ライヴ
https://www.youtube.com/watch?v=K1Kg4dbsksc
ぜひお聞きください。