《 産業施設紹介 》 トヨタ産業技術記念館
- 公開日
- 2016/03/30
- 更新日
- 2016/03/30
おしらせ
愛知県振興部観光局は、産業観光に力を入れています。
前回は、トヨタ産業技術記念館を紹介しました。
そのトヨタ産業技術記念館から名古屋駅に向かって数分歩くと、ノリタケの森があります。
その歴史を簡単に紹介しましょう。
幕末に、日本国内の金が海外に流出するのを見た森村市左衛門は、貿易の大切さを痛感します。
そこで目をつけたのが、磁器。
ノリタケカンパニーの前身となる「日本陶器合名会社」を創立し、ノリタケの森のある場所に工場を建設しました。
やがて、「ノリタケチャイナ」の名で世界中で有名になります。
また、ここから東洋陶器(株)(現在、TOTO(株))が、ついで、日本碍子(株) (日本ガイシ(株))が分離・設立されました。
TOTOは、トイレ・洗面器などの衛生陶器で約6割のシェアを誇ります。
日本ガイシの送変電用ガイシでは世界シェアトップなど、大会社です。
ノリタケの森は、それらの出発点です。
そういった歴史の展示や磁器製造工程の見学、製品のミュージアム、レストランと、いろいろと楽しめます。
トヨタ産業技術記念館とセットで、親子で1日コースはいかがでしょうか・・・
ノリタケの森HP http://www.noritake.co.jp/mori/