【校長日記】 生涯学び続ける
- 公開日
- 2016/04/02
- 更新日
- 2016/04/02
校長日記
私が教職についた頃、すなわち、布袋小学校の保護者の皆さんが子供のころ、「生涯学習」という考えが出てきました。
学校で学ぶだけではなく『生涯』にわたって『学習』し続けることを意味します。
スポーツもその中に含み、その場合、生涯スポーツとも呼ばれます。
昭和56年6月に中央教育審議会(中教審)が「生涯学習について」答申しています。
「今日、変化の激しい社会にあって、人々は、自己の充実、啓発や生活の向上のため、適切かつ豊かな学習の機会を求めている。これらの学習は、各人が自発的意思に基づいておこなうことを基本とするものであり、必要に応じ、自己に適した手段・方法は、これを自ら選んで、生涯を通じておこなうものである。この意味では、これを生涯学習と呼ぶのがふさわしい。」
今読んでも、決して古い考えではありません。
これ以後、小中学校は、「生涯学習の基礎」づくりの段階として位置づけられたのです。
私の周りにも、生涯学習を実践し続けている人がたくさんいます。
昨日の中日新聞に、武田紀子先生が載っていました。
ちょうど、保護者の方が小学生の頃、布袋小学校に勤務してみえましたので、担任してもらった方がいるかもしれませんね。
「私がそうです!」という方は、今度会った時に教えてください。
当時から、図画工作の指導では定評がありました。
今も、こうして繭玉の人形作りを指導されています。
指導者ではありますが、これも生涯学習の一つの形です。
受講生も、もちろん生涯学習の実践者です。
生涯学び続けることで、人は輝く のです。
私も、今日は、名古屋で開かれる講演会に行ってきます。
講師は、「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話」の著者で塾の主宰者、坪田信貴さんです。
その内容は、また報告します。