二条城
- 公開日
- 2016/05/12
- 更新日
- 2016/05/12
校長日記
二条城から、タクシーでグループ行動となります。
二条城といえば、大政奉還が行われた場所としてあまりにも有名です。
「城」とあるように、江戸時代の城跡で、「平城」といいます。
足利氏が将軍となって以来、ここには城が建てられましたが、現在のものは徳川家康が京都に宿泊するときの城として建設されました。
実際に、江戸時代には何度も将軍がこの二条城に宿泊しました。
二条城は、江戸初期から幕末の激動の時代、明治維新など、時代の節目で歴史の舞台となりました。
家康と豊臣秀頼との会見や大政奉還は有名ですが、明治維新後は京都府庁舎として使われました。
しかし、子どもたちに「二条城といえば?」と尋ねると、「うぐいす張りの廊下」と答えが返ってきます。
「そこかよ」と思うのですが、よほど印象に残るのでしょう。
廊下の下にあるかすがいの部分が、人の体重でこすれてキュ、キュと鳴る様に工夫されています。
外敵の侵入を防ぐ目的です。
せめて、大政奉還が行われた大広間ぐらいは覚えておいて欲しいです。
タクシーの運転手さんは、どんな説明をしてくださるのでしょうか?