学校日記

社会科フィールド・ワーク −中村公園スポーツセンター1−

公開日
2016/08/16
更新日
2016/08/16

校長日記

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12日、丹葉地区の社会科教師のグループで、フィールド・ワーク(以下 FW)に行ってきました。

今回は、中村公園スポーツセンターを見学した時の様子を報告します。

※ 以下、説明を聞いたことをもとに書きますが、間違っていたらご指摘ください。 写真撮影は許可を得ています。

中村公園スポーツセンターは、名古屋市中村区の中村公園の北に位置します。中村高校の南東100mほどです。

写真中をよく見ると、中村公園スポーツセンターと書かれた下に、「名古屋競輪組合事務所」と書かれています。

上の地図を見てもなんとなく分かるように、ここは、名古屋けいりんの会場となるのです。


「競輪」は、一部事務組合が運営をしています。

組合といっても、労働組合や生活協同組合とは違って、複数の地方公共団体や特別区が、行政サービスの一部を共同で行うことを目的として設置する組織で、地方自治法284条2項により位置づけられているものです。

たとえば、江南市は、犬山市や岩倉市、丹羽郡で、愛北広域事務組合をつくっています。
そこでは、愛北クリーンセンター、尾張北部聖苑の管理運営をしています。

「名古屋けいりん」は、名古屋市と愛知県が「一部事務組合」をつくって管理運営する、
公営なのです。

競輪場は全国に43ありますが、一宮競輪が2年前に廃止になったように、経営は楽ではないようです。


今回は、もと競輪選手で、60才直前まで現役を続けられた樋口さんから説明を聞きました。

まず入った部屋が、自転車の整備場。そこから、地下を通ってバンク(競技トラック)に出られるのです。

ここは、写真撮影禁止で、携帯電話の使用もできません。

今回出場する、12レース3日間分の自転車が並んでおり、専門の人が整備をしていました。

出口に近いところには、第1レース用の7台、その横に第2レース用の7台と並んでいました。

競輪用自転車のおおよそ値段は、タイヤは1万円ずつ(5シーズンほどで交換)、ハンドル4千円、サドル1万円、チェーン2千円、ペダル1万円、フレームはいろいろ。
見るからにシンプルです。
プロ用といえども、100万円もするわけではありません。
詳しくはここをご覧ください。
 http://ameblo.jp/rave-slave/entry-11533152348.html

当然、個人持ちです。
値段が高ければよいというものでもありません。体に合っていることが重要なのです。

当日、着るユニフォームは貸し出されます。


この日は撮影もできないほどの厳重に管理された部屋ですが、普段は、近所の人が使用する卓球場です。

あくまでも「中村公園スポーツセンター」なのです。


明日に続きます。