社会科フィールド・ワーク −中村公園スポーツセンター−2−
- 公開日
- 2016/08/17
- 更新日
- 2016/08/17
校長日記
12日、丹葉地区の社会科教師のグループで、フィールド・ワーク(以下 FW)に行ってきました。
今回は、中村公園スポーツセンターの報告 第2弾です。
※ 以下、説明を聞いたことをもとに書きますが、間違っていたらご指摘ください。 写真撮影は許可を得ています。
前回紹介しましたが、中村公園スポーツセンターは、名古屋けいりんの会場となるのです。
「競輪」は公営事業で、その収益金は、2014年までの累計で、5兆円2千億円弱が、公共事業に使われているのです。
私たちは、来賓室(写真上右上)に通され、そこで樋口さんから説明を聞きました。
この日の最初のレースは10時35分に発走。スタンドは、まだ人はまばらでした。
夏は、冷房のきいた有料の観覧席に人が集まるようです。
競輪事業は、売り上げの7割は場外売り場、23%がいわゆるネットによる販売で、競輪場での売り上げは7%しかないのです。
名古屋競輪場の入場者は、1日あたり2千人から3千人で、大きな大会の時には6千500人が集まるそうです。
バンクは、1周約400m(写真中)。ここを4周か5周します。
最後の200mは、11秒前後。
時速60キロ近くになります。
そのため、カーブは斜度30度以上。(写真上左上)歩けないほどです。
レースが終わると、多くの仲間?でしょうか、地下通路まで迎えに来ました。(写真下左上)
競輪全体の売上高は6千300億円。これは、ピークであった平成3年の3割ほどしかありません。
平成3年といえば、あの中野浩一選手が引退した頃です。
ケイリンは、日本で生まれた世界のスポーツです。
リオ・オリンピックでは、日本選手は予選で敗れました。
東京オリンピックに向けて、さらなら強化が望まれます。
丁寧に説明してくださった樋口さん、ありがとうございました。