【校長日記】 教師力アップセミナー
- 公開日
- 2016/11/13
- 更新日
- 2016/11/13
校長日記
昨日は、大口中学校にて、教師カアップセミナーを開催しました。
これは、NPO法人元気な学校を支援し創る会 として行っているもので、平成14年から実施しています。
毎年、7名の著名な教育関係者をお招きし、講演をしてもらうものです。
私自身、若い頃から、著名な実践者の授業を見るために東京や大阪などへ行っていました。
費用も時間もかかります。
そうでなく、みんなから会費を集め、こちらへ招けばよいという発想の転換をし始まったものです。
今日は、全国算数授業研究家会長、筑波大学附属小学校の田中博史先生でした。
田中先生は、2回目の登場で、前回の折り紙をはさみで切る授業をよく覚えています。
脳みそをフル回転しました。
今回は、子どもの脳みそをフル回転させるための技術を紹介していただきました。
例えば、
27まいの折り紙があります。
5人で同じ数ずつ配ると一人何枚もらえ、何枚あまりますか?
27÷5=5・・・2 一人5枚もらえ2枚あまり と答えます。
それでは
一人6枚ずつとすると、何枚足りませんか?
6×5=30 30−27=3 3枚足らないとなります。
問題はここからです。
この問題で 5−2=3 3枚足らない と答えた子がいます。 あなたは○にしますか?×にしますか?
いかがですか?
私も考えました。
このようなことを、いろいろとやっているのです。
そのほかにも、
学級のルールは教師が決めないで、子どもに対話で作らせる。なぜなら、対話でつくった決まりは対話で変えられるから。
何度も失敗してよいことを教えてあげる。日本の子は失敗を恐れるから白紙の解答が多い。
とても考えさせられました。
写真下は NPO法人元気な学校を支援し創る会 HP http://www2.schoolweb.ne.jp/swas/index.php?id=school55