江南ウィンドアンサンブル 第33回定期演奏会
- 公開日
- 2017/04/23
- 更新日
- 2017/04/24
校長日記
江南ウィンドアンサンブル 第33回定期演奏会へ行ってきました。
会場の江南市民文化会館は多くの来場者で埋まり、布袋小学校からも教員・保護者・児童も含める多くの人が来ていました。
今年は、杉本会長から前田会長に替わり、新体制でのスタートです。
上の写真は、開演前のロビーコンサート。
ワーグナーなどを聴くことができました。
これはいいですね。
コンサートのテーマは、邦人作品による吹奏楽の世界
吹奏楽の曲は、かつてはスーザなどの行進曲や、ホルスト、A.リード、エリクソン、スウェアリンジェン、ジェイムズ・バーンズなど、外国人の作品ばかり。
日本人は、兼田敏や保科洋、ポップスの岩井直溥など、限られたものでした。
しかし、最近では、コンクールでもアンサンブルコンテストでも日本人作曲家が大流行。
原曲は外国人でも、編曲は日本人というのがざらにあります。
理解しやすいのです。
邦画と洋画の関係に近いのです。
私は洋画が好きですが、邦画の方が気楽に見ることができます。
吹奏曲も同じで、日本人作曲家の曲は理解しやすいのです。
今日は、一般のお客さんには聴き慣れないかもしれませんが、私をはじめ、吹奏楽関係者には聞き慣れた曲ばかりでした。
しかも大人の音。
日頃は中学生の音を聴いているので、大人の音を堪能しました。
特に低音が違います。
コントラバスの音もよく聞き取ることができました。
指揮の三日月先生も、丁寧な棒で、解釈にも変な誇張もなく、自然に流しており、とても好感の持てる演奏でした。
ただ、このところ、コンクールやコンテストだけでも、朝日、中日、そして西尾張大会、県大会と年間10日間ほど。
評価をしながら聴いています。
評価とは,むしろ粗探し。
今日も、音楽を楽しむと言うよりは、つい分析的に聴いている、すなわち審査をしている自分に気がつきました。
いやですね。
もっと音楽そのものを楽しむように戻りたいです。
今日は粗も少なく、学生が参加する第3部では迫力も増し、十分に楽しめました。
関係者の皆さん、ありがとうございました。