学校日記

本日は江南ウィンドアンサンブル 第33回定期演奏会

公開日
2017/04/23
更新日
2017/04/23

おしらせ

来たる4月23日(日)に、江南市民文化会館大ホールにおきまして、江南ウィンドアンサンブル 第33回定期演奏会を開催します。

地元の吹奏楽団です。応援をよろしくお願いします。

私(校長)も聴きに行きます。

せっかくですので、一部の演奏曲を紹介します。

風紋

1987年(昭和62年)の課題曲です。

コンクール課題曲史上でもトップクラスの名曲だと思います。
今でも、コンクール自由曲に使われます。
作曲は 保科 洋 先生。
吹奏楽界では神様みたいな存在です。
カルロス・クライバーが好きという点で私と同じ。
なのでしょううか、保科作品の解釈は結構得意です。

この曲は、発表された当時は「何回練習しても終わりが見えない」「曲にしにくい」と言われていました。
前半のおだやかな「風紋」が形にしにくいのです。

三日月先生はどのような解釈をするのか楽しみです。

ちなみに、保科先生は、今年の課題曲も書いています。


マードックからの最後の手紙

私も指揮をしたことがある「マードックからの最後の手紙」は、20世紀初頭に建造された豪華客船タイタニック号の一等航海士で運行責任者のウィリアム・マードックが残した手紙をテーマに描かれた曲です。
人気作曲家・樽屋雅徳さんが吹奏楽作品に仕上げました。

1500人以上の死者を出したタイタニック号はディカプリオ主演映画でも有名になりましたが、世界最悪の海難事故として有名です。

映画の中で描かれたマードック航海士は、救命ボートに乗客を乗せる時に横暴な乗客を威嚇しようとして射殺してしまい、自身も自殺してしまいました。おそらくフィクションでしょう。
勤勉で家族思いだったとされるマードック氏は、最後まで懸命に救出に努めたに違いありません。曲は、救出後のシーンも描かれていますので、助かったのかも?

ぜひ実際にお聴きください。