「考える力」がある子の育て方 −3−
- 公開日
- 2017/05/26
- 更新日
- 2017/05/26
家庭で育つ
今読んでいる本を紹介します。著者は山本紫苑氏。
『「考える力」がある子の育て方』
PHP研究所
サブタイトルが、わが子の能力を伸ばす親の習慣です。
第3章は「考える力」を育む生活習慣
タイトルのみ紹介します。
なぜそうするのか、親の行動の理由を話す
家事は強制せずに考えさせる
献立をいっしょに考える
翌日の支度をいっしょにする
休日の計画を子どもと立てる
お風呂で容積の感覚を育てる
1では、家事をしながら子どもに「なぜこうしているか、分かる?」などと問いかけるのです。
考えさせた後に教えてあげるのです。
2も問いかけです。
命令するのではなく、自分で決めさせるのです。
「お母さんは、今何を手伝ってもらったら助かると思う?」
最後に?をつけるのがポイントです。
4も基本は同じ。
準備は子どもにさせて、「コンパスがいるんじゃなかったかな?」などと「?」をつけた言葉がけをします。
6は理系の発想を育てます。
例えば、「お湯はここまでだったけど、○○ちゃんが入ったらここまでになったね。どうして?」
発達段階によっては、水の容積、体の体積、体の比重などと発展します。
「考える力」は言葉かけで育てるのです。

