宗次徳二氏 講演会 へ行ってきました −1−
- 公開日
- 2017/07/17
- 更新日
- 2017/07/17
校長日記
今日は、扶桑文化会館で行われた宗次徳二氏 講演会 へ行ってきました。
昼食にはCoCo壱番屋でカレーを食べて、気合いを入れていきました。
ユーモアを交えながらの、楽しい講演会でした。
しかし、私は、私の知る限りで、宗次氏ほどの人生を送った人を知りません。
過酷な人生でした。
紹介します。
彼は、両親は不明です。
昭和23年石川県生まれとされていますが、生後まもなく兵庫県尼崎市の孤児院に預けられます。
3歳のときに宗次夫婦の養子になりました。
しかし、養父は競輪やパチンコなどのギャンブル好きで金を使い、養母は失踪。
パチンコ店でシケモクを集めて、父がそれをキセルですっていました。
競輪場では外れ車券を拾い、当たっていないかをチェック。一度も当たりはなかったそうです。
吸遅れて殻を拾わなかったら、養父から全裸にされ箒で殴られるました。
食べるものはなく、4月からは、3食「イタドリ」という草。ご飯は数日に一度の冷や飯。風呂もたまに銭湯へ。
電気や水道を引くこともできず、ろうそくで生活を送りました。
15歳のときに養父が癌のため亡くなり、養母と同居するようになります。
始発電車に乗り、豆腐屋でアルバイトしながら小牧高等学校を卒業します。
弁当はたまにしかなく、その時も、ご飯と魚肉ソーセージ、または前田のクラッカーだけでした。
卒業後、不動産業、その後大和ハウスに転職後、同僚の直美さんと結婚。
昭和49年にCoCo壱番屋の前身となる喫茶店『バッカス』を開業し、そのカレーが評判がよく、カレー専門店、53年に『カレーハウスCoCo壱番屋』を創業します。
長くなったので続きます。