学校日記

愛知県吹奏楽コンクール 西尾張大会 結果

公開日
2017/07/26
更新日
2017/07/26

校長日記

2日間にわたって行われた愛知県吹奏楽コンクール 西尾張大会

私も顧問時代、そのため(だけではありませんが)に全身全霊をつぎ込んできたので、その重みは十二分にわかっています。

私の時代(布袋中時代)は、県大会に行けるのは3校だけ(今は7校)だったので、倍以上厳しいものでした。

2日間の結果、県大会に行く学校は次の7校です。

犬山市立犬山中学校
大治町立大治中学校
一宮市立木曽川中学校
蟹江町立蟹江北中学校
蟹江町立蟹江中学校
犬山市立南部中学校
愛西市立佐織中学校 です。(得点順)

その他はここ http://www.bbweb-arena.com/users/owari24/%E5%9C%B0%E5%8C%BA%E5%A4%A7%E4%BC%9A%E6%88%90%E7%B8%BE2017.htm

昨日の学校が上手だったので今日の結果を心配したのですが、今日の学校も素晴らしい演奏でした。

結論として、どの学校も昨年より大きく成長している のです。

今年から賞を決める基準を変わったこともありますが、昨年のレベルで換算すると、今年(金賞7校)は(あくまでも私見ですが)13校の金賞校が生まれたのではないかと思っています。

それほどレベルも上がったし、なおかつ評価基準も厳しくなったということです。

ですから、昨年より下がったからといって、決して悲観することはありません。
どの学校も素晴らしい成果を出していました。

感じたことを並べてみます。

・fやffこそ、ていねいに吹かなくてはいけない。きたないffは音の暴力である。
・前半は上手いが、後半崩れる学校が多い。集中力、スタミナ、練習方法を見直す必要があります。
・水彩絵の具の色は、溶かして作ります。音も同じ。違うパートの音を溶かしてこその音なのです。
・音を溶かすには、音程、音型、息のスピードをそろえます。
・誰を聴かせたいのかの設計する必要があります。AKBが歌いながらセンターが代わるように、聴かせたいパートを引き立てましょう。

などです。

明後日には、丹葉地区の演奏会があり、私が講師を務めます。
ぜひご来場下さい。