『1人でできる子が育つ「テキトー母さん」のすすめ 』立石 美津子
- 公開日
- 2018/07/31
- 更新日
- 2018/07/31
家庭で育つ
夏休み中には、毎日1冊保護者にお薦めの本を紹介 します。江南・大口・扶桑の図書館にあるものから選んでいます。
今日の本は、特にお勧めしたい一冊です。
『1人でできる子が育つ「テキトー母さん」のすすめ 』立石 美津子 を紹介します。
まず、この著者自身の生い立ちに驚かされます。
基本的に、著者の経験に基づいた話で、共感できます。
「6歳までの子育て」と書かれていますが、いやいや、そのエッセンスはその先も十分に生かすことができます。
子育ての目的は「自立」。そして自立するために一番大切なことは、自分を好きでいること。
自分を好きで自信を持てるからこそ、どんな辛い事があっても、それを乗り越え、人生を切り開いていくことができるのです!
内容紹介です。
《言葉編》
・「努力は報われる」と言わない→過程を認めてあげる
・「偉いね」「お利口だね」と言わない→感謝するだけでOK!
・「ごめんなさいは!?」と言わない→謝罪は本当に悪いことをしたときだけ
・お父さんに言いつけない→報告するのはいいことだけ
《お勉強編》
・「考えること」を強要しない→自分で考えたように錯覚させよう
・テストの結果を気にしない→アウトプットできるまで待てばいい
・難しい漢字を書かせない→ただ見せるだけでOK
・算数は「数字」で教えない→お金を触らせよう
《しつけ:おうちの中編》
・「我が家の教育方針」にこだわらない→間違ったら子どもにも素直に謝ろう
・短所を指摘しない→魅力はとらえ方次第!
・「やらない理由」を追及しない→自作自演しよう
・食事中に細かくしつけしない→大切なのは、美味しく楽しく食べること!
《しつけ:お出かけ編》
・子どものケンカに口を出さない→温かく見守れば大丈夫
・子どものわがままに踊らされない→親の対応次第!
・習い事を無理に続けさせない→子ども自身に決めさせよう!
・子どもに高すぎるものを買わない→ご褒美より喜びを感じさせよう
《おかあさん自身の行動編》
・ママ友に同調しない→ブレない親に子どもは学ぶ
・子育てのために自分を犠牲にしない→たまには逃げてOK!
・連絡帳のコメントを気にしない→先生は想像以上にたいへん!
・どんな子どもが生まれても受け入れる→否定する方が遥かに不幸
大口町立図書館でお借りしました。